Wo Long: Fallen Dynastyレビュー(70/100点)
※個人の感想です
概要
コーエーテクモゲームスのTeam NINJAが開発したアクションRPG。
仁王シリーズの流れをくむ作品。
前提条件
PC版(Ryzen7 3700X,RTX2060SUPER)
パッドプレイ(DS4)
SEKIROプレイ済み。仁王2プレイ済み。
三国志知識は低。
1週目すべてのクエストクリア時点。
オンライン未プレイ。
評価
全体 70/100点
ゲーム性 30/40点
仁王とSEKIROを足して2で割ったようなゲーム性でその2つが好きなプレイヤーであれば楽しめる内容になっている。
戦闘の中心システムである化勁は別のゲームでいうパリィのようなものだが、入力猶予が緩く手軽にうまぶりプレイが楽しめる。
武具の強化、士気ランク、味方を2人まで連れていけるなどプレイヤー自身が難易度調整できるシステムが多数あり優しい。
人型のボスは戦っていて楽しいボスが多いが、獣型の大きいボスは何をやってきているかがわかりづらいためストレスを感じる部分あり。
また複数戦は攻撃できるタイミングが少なくストレスがすさまじい。
普通にプレイしていると中盤あたりからプレイヤーの体力が増えることで苦戦をする場面が減り、高難易度を求めていると1週目では満足できないかもしれない。
ハクスラ要素については1週目では特に意味を感じることはなかった。
UX・UI 10/20点
アイテムの一括売却やスキルの降り直し、キャラクリし直しなどユーザが求める機能は一通りあり。
ステージ選択の画面が意味のないマップが中央を占めていて情報が端にあるので見づらい。
ステージ遷移の際の読み込みが筆者環境では長かった。
ステージに入ってからは読み込みなどはなく快適にプレイ可能。
火と雷が同時に発生するステージではプレイに支障が出る処理落ちが発生したため、PC版は余裕を持ったスペックが必要を思われる。
不具合によりステージクリア後のムービーでフリーズすることが2回発生した。それによりラスボス戦は2回行った。
不具合についてはパッチが出ているため解消されている可能性あり。
グラフィック 15/20点
グラフィックについては基本的に問題を感じるところはなかったが、筆者環境では定期的に白いちらつきが起こっており、目の痛みを感じた。
こちらもパッチによって直っている可能性あり。
シナリオ・キャラクター 15/20点
シナリオについては可もなく不可もなくといった印象。
三国志を知らなくても問題なし。
主人公が話さないため物語の序盤を覚えていないと何をしたいのかわからず、流されて戦っているだけに感じる可能性あり。
キャラクリも美男美女作成可能。
総評
戦闘メインのアクションゲームが好きな人、クリエイトしたキャラクターで戦いたい人であれば買って後悔しない内容となっている。
ただPC版は環境によって満足した動作がしないため、コンソール版を買うか、アップデートで治ったことを確認してからの購入をお勧めする。